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オーナーの想い

SOUTH GREEN設立に
至るまで

  • 自然と芽生えた
    外車に対する興味

    最初に私が外車に興味を持ったきっかけは子どもの頃です。「国産車」と「外車」の区別も付いてない時に、親が当たり前に外車を乗りこなしていたのが印象に残っています。成長してからも、付き合う先輩たちは、みんな外車やアメ車などが好きで、色んな所に遊びに連れて行ってもらいました。
    そして、いざ免許を取ったときは、アメ車が大流行。ローライダーだったり、ミニバンもアメ車から入ったり、周りにそういう方が大勢いました。だから、生活の中に外車が自然にある環境だったんです。車が好きで、特に外車が好き、その興味の延長で今の業界へ。まず、整備工場に就職して、その後。外車・輸入車を強みにしている愛知県のカーショップで約9年働きました。

  • 「よりお客さんと付き合っていきたい」
    という思いで独立へ

    外車をメインにしているカーショップで働くのはもちろん楽しかったです。ただ、続けていくうちに、自分のやり方で勝負したいという思いが生まれました。極力自分の扱いたい車種を扱って、お客さんと一生付き合っていきたい。と。
    なぜそう思ったのかと言うと、十数年前の業界はとにかく外車が流行っていたんです。変な言い方をすると、外車だったら何でも売れるという凄い時代でした。詳しい説明をすることなく、「見た目が良ければ値段は気にしない」「流行っているからこれが良い」と、どんどん売れました。もちろん、あまり輸入車に詳しくないお客さんにも。

    でも、当たり前のことですが、国土や天候など外車が走る環境は日本と海外でまったく異なります。特にアメ車なんかは大違い。つまり、大事になってくるのは買った後のメインテナンスです。そのことをしっかりとお伝えして、場合によっては別の車を提案するような関係性を作れないかなあと日々働いていました。実際、ブームが去った瞬間のお客の離れるスピードを見て、「やはり、そうすべきだろう」と強く実感したんです。

SOUTH GREENの想い

  • デメリットも
    ご理解いただいた上で
    外車と長く付き合っていただくための
    方法をご提案したい

    根本的に燃費の効率が悪いなどは仕方ありませんが、輸入車=使い勝手が悪く、壊れやすいというイメージは少し誤解があるのかなと思っています。古いものと新しいものの区別が外車はつきにくいことがその原因かもしれません。見た目の良さを重視し、30年、40年前のクラシックカーを購入しても、扱いが非常に難しいです。それは使いやすいと言われている国産車も同様。手を加えなければいけないのは一緒です。いま国産車の旧車がブームになっていますが、実はきちんと動かし続けるために凄いお金をかけています。

    でも、アメ車がブームになった時は、そういうことを詳しく説明せずとも売れてしまったんですね。結果、日本車では起こるはずのないトラブルも生じます。定期的なメインテナンスをせずトラブルが起きてから直すと費用もかかってきますし、時間だってかなり必要です。結果として「そういう話を聞いてない」とアメ車嫌いになる方も出てきてしまいました。
    だから、サウスグリーンは、外車のデメリットを理解したうえで購入していただくことを大事にしています。人によってはそういう考えを伝えると「そんなに売りたくないなら買わない」と言われてしまうこともあります。けれど、外車を嫌いになって欲しくないという思いのほうが強いですね。決して安い買い物ではないので、お客さんが出来るだけ長く外車と付き合っていただくための方法を常に考えています。

  • 理想は一生を通じた
    お客さんとの
    お付き合い

    外車離れ以前に若い世代のなかには自動車離れが進んでいるので、メインで来られるお客さんの年齢は高くなっています。流行当時に乗れなかった方や、昔からずっと興味あった方などが熱心にお話を聞いてくれますね。
    けれど、お客様の年齢層が高くなっているからこそ、増えているのが親子でご来店されるお客様。ブームがあったからこそ、今があるという感じです。そういう意味で、いまは外車をじっくり好きになっていただける環境と言えるかもしれません。

    その思いを繋げていくために考えているのが販売→継続的なメインテナンス→カスタマイズ、そして当店での売却までの一貫した流れです。それぞれのお客さんのライフスタイルのなかで、この流れが地域に浸透していけばいいなと。アメ車でも適切なメインテナンスを行えば、次の世代に譲ることも可能ですし、当社で修理すれば次の方へも思いを伝えることが出来ます。そして、もし国産車に乗り換えても当店に来ていただける関係が理想ですね。十数年前だと難しかった「こういう風にしてあげたいな」を少しずつ実践しています。

アメ車の魅力について

アメ車の魅力は自分好みに
仕上げられること

もともと自分で購入したいと思ったのがアメ車でした。やっぱりアメ車は、座ったときの高揚感が凄いんですよ。通常のトラックなのに後ろにトラックを乗せられたり、荷台にガンガン物を積めたり、それがまた様になるんですよね。「アメ車を買ったからアウトドアに目覚めた」と人生の選択肢が広がったという声もお聞きします。
これは国産車では難しいのかなと感じます。国産車は日本で使う分には完成された便利さを兼ね備えています。ただ、どこに行っても同じ車で、個性という面ではほとんど差別化できません。自分の好みに合わせて服を選ぶように、自分のスタイルにあった車ってこれだ!といった気持ちを突き詰められるのがアメ車だと思うんです。

あと、日本車ほど利便性が良くなかったりするのも、自分好みにカスタマイズできる醍醐味が生まれる理由でしょうね。「自分はこう考えたから、このように作った」という感覚が生まれやすいんです。愛着が湧きやすく、付き合っていく内に相棒のような存在になってくれます。だから、同じお金を出すなら自分が気に入ったもののほうが絶対に良いと思います。

車を購入する際の
選択肢に外車があるという
すばらしさ

当店は輸入車をメインに扱っていますが、国産車も手がけています。
考え方としては、その人に一番合ったものを世界中から提案できるというイメージですね。
まったく外車に触れなかった方が、実際に「来て」、「見て」、「触れて」購入するかどうかの判断を出来る強みがあると思っています。
たとえば以前こんなことがありました。たまたま乗っていた普通車がパンクして当店に来られたお客様がいました。
そのとき並んだ外車を見て興味をお持ちになったようで、ついに買い換えを決意。今は楽しくアメ車生活を送っています。
流行が去った後、外車に触れる機会が少なくなっています。
今後は、車のイベントだけではなく、サーフィンの大会などでアメ車の優れた収納性かっこよさなど発信できればいいなと考えています。
あとは、単純に地元で商売しているからこそ、碧南市内を外車がたくさん走る状況になって、少しでも目にする機会が増えればいいな、と。
技術の進歩で年々アメ車も進化を遂げています。
昔のイメージとはすこし違ったアメ車を実際に体験していただきたいですね。少しアメ車を見てみたいという感じでも大丈夫。
そうやって外車に乗ることも選択肢の1つになってくれれば本当に嬉しいです。